糖尿病という名前がよろしくないのです

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糖尿病といいますが、この名前は実は正確な病態を表しているとは言えません。

正確な病態を表す言葉としては、「高血糖症」とした方が良いのではないかと思われます。

それなのにどうして「糖尿病」と言われているかというと、昔は「血糖値」を測るのが難しかったことと、糖尿病を定義した医者が患者の尿に蟻がたかっているのを見て、尿に糖が出る病気だとしたことによります。


実際、日本では昔はおしっこで糖が出ている人をスクリーニングで引っ掛けて、それから糖負荷試験などを行っていました。

そのイメージが抜けないので「尿に糖が出るのが糖尿病」だとかたくなに思い込んでいる人もまだ多いようです。

実際は、血糖が高ければ糖尿病であり、その本体は「血糖値が慢性的に高い」ということです。


だから、健康診断で「血糖値が高い」と言われていながらも「尿糖は出ていない」から俺は糖尿病じゃないんだなんて間違っても思わないように。

尿に糖が確実に出るころになれば、それはもう結構進んだ状態で、いろんな血管の障害が出ていてもおかしくない頃です。


糖尿病は血糖値が高くなって血管が傷んでしまう、血管の病気と思ってよいです。

その進んだ結果として尿糖が出るだけ、そうなるといたんだ血管はなかなか元に戻せません。

健康診断で「空腹時血糖が高い」とか、「HbA1cが高い」とか言われていたのであれば、もう、糖尿病かその予備軍なのだと考えてください。

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このページは、実践管理人が2012年4月 7日 17:51に書いたブログ記事です。

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